厳しい冬、
雪の中を原を透かせている一匹の『狼』が
一匹の『犬』とであった。
やせ衰え、今にも倒れそうな狼に、犬はこういった。
「俺についてくれば、暖かいねぐらも美味い餌も食えるぞ」
そして、その狼を同行させた。
しばらく歩いて、狼は犬の首に張り付いている首輪に気づいた。
「その首輪はなんだい?」
犬は、答えた。
「これを付けていれば、人間が美味い食い物をたらふく食わせてくれるのさ」
その答えを聞いた狼は、
黙って元きた道を、とぼとぼと帰っていった・・・
考えさせられますね。