2008/02/04

ある狼のはなし

厳しい冬、

雪の中を原を透かせている一匹の『狼』が

一匹の『犬』とであった。

やせ衰え、今にも倒れそうな狼に、犬はこういった。

「俺についてくれば、暖かいねぐらも美味い餌も食えるぞ」

そして、その狼を同行させた。


しばらく歩いて、狼は犬の首に張り付いている首輪に気づいた。

「その首輪はなんだい?」

犬は、答えた。

「これを付けていれば、人間が美味い食い物をたらふく食わせてくれるのさ」

その答えを聞いた狼は、

黙って元きた道を、とぼとぼと帰っていった・・・


考えさせられますね。